ミディアムの視点から思う親孝行

ミディアムとして感じる親孝行…その基本は「親より長生きすること」かなと思います。親より長生きできれば、もうそれだけで親孝行。そう思います。

 

しかし魂の計画により、親よりも早くこの地上から立ち去られる方もいらっしゃいます。そのような場合、子供を亡くされた親御さんは大きな苦しみを抱えることになります。

自分を責めないこと、そして我が子のいない残された人生をどう生きるか、大きな課題が与えられます。

 

我が子の死によってスピリチュアルに関心を抱かれる方も多いと思いますが、心で受容していくことは一生をかけることになるだろうと思います。

 

自殺は良くありません。それは魂の計画に自殺という死は書かれていないと強く感じるからです。そして、自殺ほど親不孝な行為はないと感じるからです。

しかしそのような形で人生を終えてしまうことは、地上で大きな苦しみを抱えたということで、その苦しみを受容しないほど天国は残酷ではありません。どのような亡くなり方をしても、必ずたくさんの愛が届けられ、すべての方は天国に行くことが出来ます。

 

ですが地上に遺された人は、後悔の念で地獄の苦しみを味わうことになります。最も苦しまれるのは親御さんでしょう。

 

 「親の期待に応えられなかった」ことで後悔する方は多いのですが、故人は寧ろそのようなプレッシャーを生前子供に与えてしまったことを、天国で後悔されていることが多いのです。それは親のエゴであることが殆どで、天国に行ってからそのことにはっきりと気づかれる、そしてそのことを伝える機会が既に失われていることを申し訳なく感じている方も多いのです。

 

個々人の魂の計画があることは以前から感じていましたが、ミディアムシップの経験を通してあらためて親の期待に応えるよりも自分らしい人生を精一杯生きること、そして親より長生きできたら、それだけでもう十分親孝行になるのだなと思います。

 


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