今回は個人的なつぶやきです。起業や副業が推奨されるようになり、SNSも私達の生活のあたり前になったことから、５年くらい前から自分のやりたいことで仕事ができる可能性はとても大きくなったと思います。
それは素晴らしいことですが、単に入り口が大きくなっただけ、という側面もあるでしょう。個人事業主として成功するなら「野心的で上昇志向の強いタイプ、仕事に多大なエネルギーを注ぐ覚悟」がないと、今も昔も難しいことに変わりはないと思います。
私はというと、とても中途半端な甘えたタイプだと言えるでしょう。
大きく成功できる人達のパワーは本当に凄くて、私はああいうタイプではないなと歳を重ねるほどによくわかってきました。あの血気やエネルギーがそもそも私には備わっていない。あんな馬力がないし、外向性もない。
内向的な自分をどこかで「ダメだ」と思っていました（今ほどHSPという言葉も浸透していなかったですし）。その結果、自己評価が低くなり、無駄に周りが気になってしまうのです。
でも、つくづく自分にダメ出しをしてはいけないと思います。これは仕事に限らないのですが、自分の人生を振り返って「なぜ、ああいうことになったのだろう」という出来事を振り返ると、必ず「今の私ではいけないんじゃないかな」という低い自己評価が根底にありました。
ありのままの自分を認めて尊重しながら、今の自分を無理に変えることなく進んでいけるやり方がないかを考え続けること。これが成功の要なのだと今は確信しています。
決断に悩んだら、「自分らしくないことはやめよう。これこそフリーランスの特権。やりたくないことをやるなら、どこかに属して雇われたほうがずっといいではないか!?」と思います。そしてこれって、案外間違ってないなと思うのです。自分らしくないことを人は強大なエネルギーで長く続けることはできないから。
特に私など、もともと持っているエネルギー量も少ないし、少ないエネルギーは自分を信じて自分らしく有効に使わなくては。
（見た目の体格はともかく）小さい私には、自分らしく小さくで十分。だけど不幸せとは限らないと感じるのです。何かしっくりこない、自分らしくないと感じるなら周りなんか気にしないでやらなくていいですよ。