情熱と受難~大天使ハニエル

大天使ハニエル~情熱と受難

「神の優美さ」を意味する名前を持つ大天使ハニエルは、名前通り優美な女性の姿として描かれることが多い大天使です。

 

また、彼女は月と繋がりが強く、ギリシャ・ローマ神話のアルテミスやダイアナと実は同じ存在で女神なのでは!? と考える人もいるようです。

 

月との関連性からハニエルは、私達の感情や繊細さ、女性性や女性特有の心身のサポートもすると言われています(西洋占星術を学んでいる方なら合点がいくと思います)。

 

そして月の女神であるアルテミスやダイアナは、優美さだけでなく勇ましい側面も持っている女神ですね。ハニエルも大天使オラクルカードでは「Passion(情熱)」というカードに登場し、赤いドレスと翼をまとい、強い眼差しで前進する姿が描かれています。

 

Passionという言葉は「情熱」だけでなく「受難」も意味します。英語圏の方は、受難と聞くと多くの方がイエス・キリストが十字架にかけられた苦難をイメージするようです。情熱には受難が、試練がつきものなのかも知れません。

 

ハニエルは月のサイクルも表し、広い意味での「すべてのものにはサイクルがある」ことを私達に伝えます。月も、植物も、私達の人生も、発展していく時、収縮していく時、始まりの時、終わりの時があります。地球で生きる以上、植物が厳しい環境にさらされ成長していくように、私達も試練(“受難”)は避けて通れないのかも知れません。

 

そのなかで抱く様々な感情も受け入れ、自分の繊細さも受け入れ、情熱をしっかりと抱きしめ優美さを失わず生きる。厳しい環境に耐えて花開く時も、枯れていく時も、全てのプロセスを大天使ハニエルは応援し祝福してくれている。

 

まるで、2020年は私達がハニエルについて深く知るような一年だったように思います。つらつらと書いてみましたが、天使について知り、考える時間は私にとってとても豊かな気持ちになれるものです。



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