天使は慈しむ存在

癒しに欠かせないのは慈しむ心。私が天使と長年関わってきて、彼らから一番学んだことはそこかも知れません。

 

私達は、自分を慈しむということを殆どしません。慈しむってどういうことか、ピンとこない人も多いのではないでしょうか!? 

私達が何かを与える時、自分の土壌に育っているものしか与えることは出来ません。だから他人に対しても慈しむことはなかなか難しいでしょう。

 

天使は、私達の問題や恐れを責めることはありません。責めてしまったら、私達はますます自分を責め、自分を幸せにすることを許可できなくなってしまいます。

 

天使は私達が幸せになることを願っている存在です。だからと言って問題や恐れが魔法のように消えてなくなれば、それが真の幸せかと言えばそうではないこともわかっています。大切なことは、私達が「力を取り戻す」こと。力を取り戻せば、問題は問題ではなくなるのです。

 

じゃあ、どうするのか。そこを十年以上みてきて、彼らは私達を「慈しむ」存在であるとつくづく感じています。

 

“あなたは愛そのものの存在なのに、たくさん傷ついてそのことを忘れてしまいました。あなたは必死に努力したのに、うまくいかなかったことで絶望してしまいました。そして自分の努力など大したことなかった、もっとこうやれたはずだ、自分の〇〇が良くないからだ、そう思うことで自分を否定するようになりました。

 

でも、あなたは全力を尽くされました。私達はそのことをずっと見てきました。今、その結果が形になっていなくても、積み重ねはやがて大きな祝福としてあなたの人生に送られてくるでしょう。

 

だから、もっとご自分を許されたらどうですか。許すことで、あなたは受け取ることをご自分に許すことが出来るのです。私達があなたを愛するように、ご自分をもっと愛されたらどうですか”

 

…そのように伝えてくる存在なのです。

 

もし、天使の思考に少しでも近づきたければ、自分に対して常日頃投げかけている否定的な言葉を書き出してみるといいでしょう。そして、そのようなひどい言葉をなぜ自分に言うのか、そこにどんな悲しみや怒りがあるかをみて、それをふまえて愛の言葉、自分を慈しむ言葉に書き換えてみましょう。

 

よく、高次の存在と繋がっていくために大切なことを聞かれます。私達は自分の意思や思考をあまりにも越えたものを受け取ることは難しく、また、波長の法則があるため、自分自身を癒し、彼らに近づいていくよう心がけるのはとても大切なこと。自分を癒し慈しむことがとても大切なのです。 

 



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