英国で伝統的に行われているスピリチュアルヒーリングは、別名スピリットヒーリングや心霊治療と呼ばれたりします。
さまざまなヒーリングの手法がありますが、スピリチュアルヒーリングの大きな特徴は霊界(スピリットワールド)と共同して行うということです。
霊界にはヒーラーガイドと呼ばれる存在(医師、ヒーラー、科学者、宗教家、ネイティブインディアン、シャーマンなど様々)がいます。
ヒーリングのソース(源)は、私達が神、源、天界、宇宙の愛、創造主、無条件の愛の光など、様々な言葉で表現しているものです。
この神聖なヒーリングエネルギーを、私達人間がよりパワフルに受け取れるように、霊界のヒーラー達や指導霊達は働きかけてくれるのです。
地上のヒーラーは自分を開いて霊界、そしてヒーラーガイド達と繋がり、エネルギーを同調させていきます。
そして繋がった霊界のヒーラーガイドや指導霊達の協力により、ヒーリングのエネルギーは一人一人の身体あるいはマインドに合った周波数に調整され、最適のヒーリングが送られてくるのです。
スピリチュアルヒーリングにおいては人間のヒーラーは媒介として存在します。ヒーラー自身のエネルギーを用いてヒーリングを行うものではないためヒーラーが消耗してしまうことはありません。
またスピリチュアルヒーリングは対面でも遠隔でも問題なく行うことが出来ます。ヒーリングを行うのは霊界のヒーラー達だからです。
しかし必ず一定の結果が出る、クライアントが期待する結果が出るとは限りません。
それでも霊界には高度な知性があります。霊界のヒーラー達は一人一人に必要な働きかけを行ってくれることでしょう。
私がスピリチュアルヒーリングを素晴らしいと感じるのは、スピリチュアルに生きること、スピリチュアルを理解することの大切なことがそこにあると感じるからです。
ヒーリングを学び実践していくうちに、「人や動物を助けたいと思う心」「思いやる心」「愛」がいかに大切か、スピリチュアルヒーリングを通して理解し、それはスピリチュアリストとして、ミディアムとして、サイキックとして欠かせない意識であると考えるようになりました。
私たちはいまの社会で大変心がすり減り、思いやる心や助けること、愛を選ぶことがますます難しくなっているのではないでしょうか。スピリチュアルヒーリングを実践することは、スピリチュアルを学び実践する者にとって、いつも基本に立ち返らせてくれる行為であると感じています。
またヒーリングを体験された方に何らかの癒しが起きた時、「これは霊界や霊界のヒーラー達から送られてきたものなんですよ」とお伝えすることで、私達が肉体だけの存在ではないこと、見えない世界から常に愛や癒し、励ましを受け取っていることへの、優しい愛の気づきに繋がればと思っています。