ミディアムシップは愛にあふれた世界

ミディアム(霊媒)と聞いて、あなたはどのようなイメージを持たれますか!? 

 

死者との交信を行う人。

お祓いなどを行う日本古来の「霊能者」「霊媒師」のイメージ(祈祷師=シャーマンのイメージも入っているかも知れません)。

 

私が学んでいるのは英国式のミディアムシップです。

 

イギリスを中心に欧米で行われているミディアムシップはとても愛に満ちたもの。除霊やお祓いなどはなく、つながる存在も天国にいる愛にあふれた方々ばかりです。

 

クライアント様に天国に旅立たれた方からのメッセージをお伝えすると、思わず涙を流される方が多いです。それはまるで喪失の悲しみを抱えながら心の奥にギュッと固めていた思いがほどけるような、そんな感動的な愛の瞬間です。私達はみな究極は愛と光で繋がっているのだと気づきます。そして愛のもとでは地上も天国も隔たりはないのです。

 

思っていたよりもずっと素晴らしかった。感動した。人生観が変わった…。そのような感想をいただくことが多いのがミディアムシップです。ミディアムシップは人間は死後もスピリットとして生き続けること、そして私達は故人やガイドから愛されていることを確信できる素晴らしいヒーリングなのです。


ミディアムシップはどのように行われますか

ミディアムは霊界とつながり、まずはお見えになっている方の確認作業を行っていきます。

 

外見の特徴、性格や生前のクライアント様との関わりなどを感じるままにお伝えしていきます。

 

前もって情報がわかりすぎるとエビデンス(証拠)がとりにくくなるため、あまり故人様のことについては話されず、シンプルなお返事をしていただければと思います。

 

お見えになっている方の特定が出来ましたら、なぜお見えになられたのかを確認し、メッセージを受け取ってお伝えしていきます。

 

亡くなられた方は高次元存在のような普遍的なメッセージを送るというよりは、人生上の転機に来ていたり家族の問題が起きている方に優しくアドバイスをしたり、懐かしさとともに挨拶のような感じで来られることが多いように思います。


天国の会いたい人に必ず会えますか

ミディアムシップを受けるにあたって、天国に旅立たれた特定の方にどうしても会いたい。特定の故人とお話をすることが希望である…という方もいらっしゃると思います。

 

結論から言いますと、残念ながら特定の方にミディアムが確実にコンタクトをとることが出来るわけではありません。

 

なぜならミディアムはあくまで中間に立つ存在、「媒介」であり、どの方が霊界から来るかをコントロールする力はミディアムにはないからです。あなたが会いたいと思っている方が会いたくない・来たくないのではなく、来てメッセージを伝えるには条件があるのです。

 

ミディアムシップを行っていると意外な方がお見えになることもあります。その時クライアント様は驚かれますが、必ずお見えになった理由があります。そして多くの方は思いがけない邂逅による愛のメッセージに感動されるのです。

 

もしミディアムシップで特定の方に会いたいという思いがあり、最初にお見えになった方が違っていた場合もまずは霊界からの来訪者に敬意をあらわしお話しされることに耳を傾けてみてくださいね。そして、その後会いたい人がいることをミディアムに伝えてくださったら、お見えになられていないか更に確認をとらせていただきす。


ミディアムシップとチャネリングの違い

ミディアムは大きく分けると物理霊媒(Physical medium)と心理霊媒(Mental medium)に分けられます。

 

物理霊媒とは霊の存在が物理的に感じられる現象を引き起こすこと…エクトプラズムや叩音、物体浮遊などですが、こうした物理現象の時代は終わり、現代のミディアムの大半は心理霊媒です。

 

心理霊媒はテレパシーのような能力を使って霊界の故人からのメッセージを受け取っていきます。

 

ミディアムという言葉に対しチャネラー、チャネリングという表現は比較的新しいもので、60~70年代アメリカのニューエイジムーブメントの流れと結びついています。一般的にはミディアムシップと言い表す時は霊界の故人との交信を指し、チャネリングはより多種多様な存在(天使やスタービーイングなど)やハイアーセルフとのワークを指していることが多いと思います。また、セッションの場においてミディアムは霊界の故人とクライアントをつなぐ「媒介」のような存在として働きます。


ミディアムシップとサイキックリーディングの違い

ミディアムシップとサイキックリーディングの違いは、サイキックリーディングは目の前の人(クライアント)と繋がるのに対し、ミディアムシップは霊界と繋がるという違いがあります。 

 

ミディアムシップは霊界という、より精妙な領域と繋がり、セッションの主役はクライアント様というより霊界の故人様達となります。

 

見えない領域のセッションは流れに委ねるような不確定な要素が常にありますが、ミディアムシップの場合は特にその要素が強まると感じています。


私の思い~ミディアムシップの素晴らしさ

2013年頃に一度基礎的な英国式ミディアムシップのコースを受講しましたが、私が本格的に学ぶ決意をし、取り組み始めたのは2020年頃からになります。

 

真剣に学んでみるとミディアムシップがいかに難しいかがよくわかりました。

 

ひとつはエビデンス(お見えになっている方の確証をとっていくために、生前の特徴などを受け取ってお伝えしていくこと)の難しさがあります。

 

そしてもう一つは交信がサイキックリーディングのようにシンプルではないこと。サイキックワークはある程度練習を重ねると自分なりの受け取り方が出来上がってきますが、ミディアムシップはタイミングなど様々な理由もあるようなのです。

それでも私がミディアムシップを素晴らしいと感じるのは、人間の愛と神的な無条件の愛、どちらの愛も受け取ることができるからです。

 

ミディアムが話をしようとしている相手は、肉体は無いけれど変わらぬままの天国の「あの人」です。

 

ですが生きている時にあった健康やお金などの悩みからは既に解放されているため、生前よりもずっとストレートに愛情が伝わってくることが多いのです。

 

 

ミディアムシップは「人との出会い」の時間です。

 

同時に、私達の魂には無条件の愛が宿っていること。私達は愛で繋がっていることもあらためて教えてくれます。

 

霊界がいかに愛にあふれた世界か、そして霊として存在する故人様やスピリットガイド達がいかに愛情あふれる存在か、ワークを続けていくなかでよくわかりました。

 

私は今、天国にいる故人様やスピリットガイド達を深く愛しており、霊界への愛と信頼は強まるばかりです。そこには愛しかありません。

 

ミディアムシップは個人セッションでリクエストしていただければ行います。また、個人レッスンという形で講座も行っております。

 

 

不定期でZOOMを使用しデモンストレーション(公開ミディアムシップ)も開催していますので、タイミングが合えば是非ご参加くださいませ。



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