目次：

大天使ウリエル（Archangel Uriel）について

大天使ウリエル～伝承として

大天使ウリエルの役割

大天使ウリエルにお願いする方法

私が感じる大天使ウリエル

大天使ウリエルからのメッセージ

大天使ウリエルについて（Archangel Uriel）

名前の意味：神の光、神の炎

別名：アレトジエル、アウリエル、ヌリエル、ファヌエル

色調：シャンパンイエロー、イエロー、シルバーホワイト、ピンク、パープル

出典：旧約聖書、エノク書、新約聖書外伝、失楽園他

伝承：『エノク書』では七大天使をまとめる長とされ、エノクを天国に引き上げて天国の案内役を務めたとされています。ミルトンの『失楽園』では、太陽の運行を司る太陽の統率者であり、天体の運行、気象、自然現象、季節を司る天使とされています。

大天使ウリエル～伝承として

「神の光」という意味の名前を持つ大天使ウリエルはアレトジエル、アウリエル、ヌリエル、ファヌエルという別名でも知られています。

大天使ウリエルは伝説的な預言と解釈の天使であり、作家や教師にとってのインスピレーションの源です。ウリエルの名はキリスト教グノーシス主義の聖典、そして旧約聖書外典の『第二エズラ書』に出てきます。この書では預言者エズラに神の知恵を授け、スピリチュアルな疑問に対する答えをもたらす天使とされています。この書でウリエルは、ヘブライの預言者エズラが見た７つの幻の意味するところを解説し、ユダヤの救世主が邪悪なものを滅ぼしにやってくるとエズラに語りました。

彼の象徴は本と巻物で、『第二エズラ書』では解説者としての才をいかんなく発揮しています。預言の天使の帽子を被っているウリエルは、ノアに大洪水がせまっていることを知らせた天使であるとしている伝説もあります。

『エノク書』では堕天使の軍団から人類を守った天使の一人として描かれています。キリスト教神学では『マタイによる福音書』に出てくる幼児虐殺から洗礼者ヨハネを救い、母エリザベトと共にエジプトから出る旅に同行したのがウリエルだったと言われています。

ウリエルはまた、太陽を支配する者という役目も持っています。太陽の強烈な光にもかかわらず、彼は最も目の利く天使であると言われています。ランタンを持つ姿で描かれることがあります。

ローマ法王ザカリアスは、西暦745年にウリエルの列聖を無効にしました。列聖される資格があるのは聖書正典に名前が出てくる大天使（ミカエル、ラファエル、ガブリエル）に限るべきであるという考えが理由です。しかし英国国教会では、ウリエルが堅信礼の儀式の守護聖人として崇められています。

大天使ウリエルの役割

大天使ウリエルにお願いする

大天使ウリエルは“知の大天使”と呼ばれています。情報やアイデア、ひらめき、洞察力、インスピレーションで私達を照らす大天使です。一番手助けをするのは仕事でのミーティングや文章を書いている時、試験勉強の時など、何らかの解決策（ひらめき）が欲しい時にとても手助けしてくれる天使であると感じます。

天使にお願いする時は、難しさはありません。ただ心の中でお願いするだけで彼らの耳に届きます。

例）

「大天使ウリエル、あなたの光で私のマインドを照らし、ネガティブなものは全て浄化してください。私のクラウンチャクラを活性化し、天としっかりと繋がりながら天界からのインスピレーションを受け取ることが出来るように、私をサポートしてください」

「大天使ウリエル、私の試験勉強のサポートをしてくれてありがとうございます」

「大天使ウリエル、〇〇（あなたが知りたいこと）に関する情報とアイデア、更なる深い理解やインスピレーションを与え、導いてくださるようお願いいたします」

私が感じる大天使ウリエル

四大天使のなかでもっとも謎が多く、解釈にもばらつきのあるウリエルですが、私個人は役割に書いたオーソドックスなウリエル像が最もしっくりきます。厳格な天使、破壊の天使と表現されることもあるようですが、もしウリエルにそういう面があるなら、それはウリエルが自然界の摂理を司るからではないかと思います。

私には他の大天使同様、ウリエルは優しく寧ろ控えめな印象があり、メッセージは大変知的で無駄がない感じがします。他の大天使達より繋がった時に少し「遠い」印象があります。私がウリエルから強く感じる光はシャンパンイエローとシルバーです。

大天使ウリエルからのメッセージ

“私の守護は太陽光のようにすべてに透過し行き渡り、すべての守護を繋ぎ合わせる働きをしています。摂理を知りたい時、閃きを求める時、どうぞ私を呼んでください。私はあなたが高い視点から物事を見通すことを助け、それによってあなたを守護し、導くことができるのです”