大天使ジェレミエルについて(Archangel Jeremiel)
名前の意味:神の慈悲
別名:エレミエル、ラミエル、レミエル、ジェラミール
色調:ヴァイオレット、ブルー
出典:旧約聖書他
伝承:『エノク書』では七大天使の一人であるとされています。
大天使ジェレミエルの伝承
大天使ジェレミエルには、エレミエル、ラミエル、レミエル、ジェラミールという別名があります。ジェレミエルという名前は「神の慈悲」を意味します。
大天使ジェレミエルは東方正教会の正典聖書や、コプト教の『第二エスドラス書』に登場し、エズラやゼファニアなどの預言者と交わした会話が記されています。ここでジェレミエルは、自分の役割は大洪水で命を落とした人々の魂を見守ることだと肩っています。
『エノク書』では七人の大天使の一人とされ、ラミエルという名前で記されています。聖書外典の『第二バルク書』でも、ジェレミエル(ラミエル)は聖なるビジョンをもたらし、天国へ向かう魂を見守る希望の天使とされています。
大天使ジェレミエルの役割
人生の節目に現われる天使と言われています。人生の移行期に、クリアなスピリチュアル・ビジョンやガイダンスをもたらし、導いてくれます。このような時に起こった悲しみ、怒り、不安、エゴを手放し、自分と他者に癒しと変容、慈悲をもたらします。許しの大天使です。
大天使ジェレミエルにお願いする
どのようなことであっても、あなたが今悲しみのなかにいるなら真っ先に呼べるのが大天使ジェレミエルです。
天使にお願いをする時は、難しい決まりはありません。心の中で天使に呼びかけ、どんなサポートが欲しいのか伝えるだけで届きます。
例)
「大天使ジェレミエル、私の悲しみに寄り添ってください。あなたの光が私の悲しみを癒してくれますように。私がどんな時もあなたの光に守られ、真っ暗な道もあなたの灯と共に歩んでいくことができますように」
私が感じる大天使ジェレミエル
ジェレミエルは私が大好きな大天使の一人で、ヒーリングの場でも頻繁に呼びます。口数少ない大天使ですが、私達が辛い時、悲しい時、打ちひしがれた時、あるいはただ疲れてネガティブになっている時に、優しいアメジストのような光で寄り添ってくれます。人生で辛い時や疲れた時も、ジェレミエルが寄り添ってくれていると思うと心強いのです。
大天使ジェレミエルからのメッセージ
私はあなたの手にそっと重ねられた手のように、背中に置かれた手のように、あなたに寄り添うことができます。
癒しには十分に時間をかけて良いのです。悲しみはあなたに大きな扉を開きます。その間、私があなたにずっと寄り添っていきましょう。