使いこなすのが難しいと感じるオラクルカードについて

セッションのなかで、しばしばオラクルカードに関する質問を受けます。そのなかでも「最近〇〇さんの△△というオラクルカードを買ったんですけど、なんだか使いこなすのが難しくて・・・」というような質問はよく受けます。

 

私もやっぱり、馴染む感じのあるデッキと、どうも使いにくいなと感じるデッキがありますよ。

製作者の個性であったり、また同じ製作者でもデッキによって個性があるなと感じます。

 

私のアドバイスとしては、自己流で読み砕く前に製作者の意図を尊重すること。解説書を読むと、それぞれのカードの意味だけでなく、浄化はこう、カードの引き方や読み方はこう、こんな風に使って欲しいなどの解説が詳しく書かれているので、ひとつひとつそれに従って使ってみることです。

ドリーン・バーチューが伝授していった解説書に頼らない読み方や浄化方法や引き方が、他の全ての製作者の意図と噛み合うかはわからないですよね。だから、それぞれの製作者の思いや個性を尊重して丁寧に使ってみること。

 

次は、「自分のものにする」としっかり意図して使いこんでいくこと。自己流の使いこなし方でもいいから、カード&自分&スピリットのトリニティを強く明確にしていくという意図をしっかりともって使ってみます。「ああ、なんだかわからない・・使いづらい・・」と思いながら使うと、この3つのコミュニケーションも噛み合いません。ここを強固にするのは使い手であるあなたの意図の力です。

 

更に、とにかく使い倒すこと。オラクルカードが難しいという人に日頃どのくらい使っているか聞くと、たまにしか使っていないという人が結構います。

毎日ちょっとしたことでもどんどん訊いて、一日に何度もカードを引いて読みといていくこと。オラクルカードはスピリットとのコミュニケーションの道具でもあります。デッキがボロボロになってくるまで使い、ノートにメッセージを書いて検証する習慣をつくれば、このカードはこういうメッセージや状態の時によく出てくる・・・など傾向がつかめてきて、やはりカード&自分&スピリットのトリニティが強固になっていきます。

 

基本的に、絵やメッセージ、世界観など、自分が好きだと感じるデッキは波長が合う=相性がいいはずなので、使っているうちに使いこなせるようになっていくことが多いです。

 

でも、それでも「どうもしっくりこない」というデッキは確かにあるように私個人は感じています(スピリットとデッキの相性もあったりするので)。そういう時は、今はまだ時期ではないのかなと思って、他のもっと使いやすいデッキを探すのも一案ですよ。