西洋占星術でわかること・私が重視すること・バースチャート編

西洋占星術:バースチャートで相手を知る

もう少しパートナーシップの記事が続きます。興味ないという方はすみません。

 

恋愛&結婚において「相手を知る」ことはもの凄く大事なことです(人間関係全般そうなのですが)。

 

うまく付き合いを続けたい、相手のことがわからなくなった、もっとサポートしたい、そんな時は一度相手の本質を客観的に、俯瞰で大きな絵を見るような気持ちで見てみるといいです。名前リーディングでわかるのが今の状態なら、バースチャートでわかるのはその人の本質の変わりづらい性質や生き方です。

 

見るところは色々ありますが、個人的に必須なのは水星です。バースチャートで水星をチェックすると、どんなコミュニケーションをとる人なのかがわかります。

 

女性は言葉、コミュニケーションを重んじますが、男性は女性に比べるとそれほどでもないようです(これはお喋りとか無口とか関係なくです)。

女性は、あの時ああ言ったとかあの言葉の意味はなんだったのとか男性の言葉に悶々としがちですが、男性はほぼほぼ、言ったことなど忘れていることが多く、自分が発した言葉で女性がこんなに悩んだり傷ついたりしているとは思ってもいません。

 

理屈っぽいのか、感覚的なのか。柔らかい気配りのあるコミュニケーションが出来る人だがそれによって攻撃的な部分がみえづらくなるのか。逆に水星サインやアスペクトが攻撃的だったり気まぐれな傾向が強かったりすれば、その方の長所(たとえば、やり抜く力や、コミュニケーション能力に問題があるだけで本当は共感力はあるなど)が女性には見えづらくなるでしょう。

 

それくらい、コミュニケーション能力やどんな会話をするかを知ることは、相手の本質を俯瞰で理解するうえで重要であると思います。

 

詐欺師はみな言葉が巧みです。恋愛&結婚詐欺師は必ず甘い言葉やコントロールする言葉を女性に囁きます。男性のほうが全体的に言葉に対して警戒心が強く、信用しないのかも知れません(重視しないから上達しないし、言ったことも忘れるともいえる)。女性と関係が長続きしない男性はコミュニケーション能力に問題があることが多いです(お喋りになれという意味ではありません)。

 

金星サインはいわゆる「好みの女」がわかります(女性の場合は火星サインに弱いタイプの男がでてきます)。関心を持ってもらいたいなら金星サインの要素を取り入れるのは、やはり大事なのかなと思います。

私はそんなものに気をつかいたくない、運命の相手は私のありのままをわかってくれると思っているなら、その時点で愛を「試す」エネルギーが出てしまうかも知れません。金星のアスペクトで浮気傾向や気まぐれタイプか誠実かなど恋愛傾向もわかります。

 

しかし長く一緒にいたり「気の合う」相性は、月サインや太陽サインの相性のほうが重要になってくると感じます。そもそも、ここが大幅にズレている相手に女性は恋をしないようにも思いますが、月の顔はある程度付き合いがないとなかなか表面には出て来ず、付き合いが長くなるほどストレス要因に関わってきます。

 

火星も恋愛に関係しますが、それ以上に達成能力や行動力がどんな感じの人なのかがわかるかなと思います。火星が弱い男性は女性が支える形になりやすく、また、確かに火星は攻撃性にも関係するのですが、パートナーシップでのネガティブな攻撃性や依存性は海王星が絡んでいるのではないかと感じることがあります。

 

どんな生き方をしそうかもわかると、「あー、やっぱりそうなんだ」とわかってきます。長所も欠点も、偏りも相反する要素も、全てがその人です。ここは好きだけどあれは嫌いとなる前に、大きな絵を見るような気持ちで一度知るのもいいでしょう。

 

その人の本質的な青写真や人間性を理解するにはやはりバースチャートのほうが断然力があります。