内向型でHSPを受け入れる

私は本当に普通の人間。世間一般の霊能者イメージとはかけ離れていると思うし、子供の頃から霊能力があったタイプでもありません。

 

確かに母方の家系はちょっと不思議な霊能体質で、大叔母は霊能者だったのですが(ミディアムシップでも母方の祖母が積極的に来るのはそれも遠因にあるのかも…と勝手に思ったりしています)、私はどちらかと言うと父親似ですし、子供の頃に例えば親が記憶しているほどの霊能力などは一切ありませんでした。

 

子供の頃からはっきりしていたのは、私は内向型だったということ。

外でたくさんの友達と遊ぶより、一人で本を読んだり気の合う親友が一人いればいいというタイプでした。外向型・内向型の本を読むと、私は子供の頃から見事に内向型だったことがわかります。でも、内向型=陰気ではありません(そう思われがちかもですが)。決して大人しくて暗い子ではなかったです。

 

私はこういう性質だったので、霊能力は無くても感受性は鋭い子でした。そしてその感受性とは、実は霊能力でもあったのです(亡くなった人を見たりオーラが見えたりなどがなくても)。

イギリス人のミディアム、サイキックのマーティン・ジョーンズさんにそのことを指摘されて、自分のことがとてもよくわかった瞬間でした。

 

そして更に大人になって、自分がただの内向型ではなくHSPでもあることがはっきりわかってきました。

 

内向型の人が皆HSPではないと思います。私の恋人は、同じ内向型だけどHSPではないと思う。でも私はHSPに見事に当てはまります。

HSPなんて書くとかっこいいけれど、内向型でHSPであるなんて、特に珍しいことでもなく、日本人には多いとも言われます。

 

内向型でHSPである人にとって、この社会で自尊心高めで生きることはなかなか難しいです。なぜなら、すぐに疲れるし、社交も苦手だし、一人の時間が絶対に必要で、楽しくても大変でも緊張が抜けず、旅もあまり楽しめない。そうやって引きこもっていることは、なんだか非生産的で置いてけぼりで、自分がダメ人間のように思ってしまうからです。

 

自分が頑張れない間、外向的な人はどんどん人に会い、繫がりを作り活発に生きている感じがします。実は彼らも不安を抱え悩みも数多くあったりするのですが、特にこのSNS時代に「キラキラ輝いている」印象を与えるのは外向型タイプなんですよね。

 

でも、私の人生を振り返ると、結局私はこの生まれ持った気質、性質にそぐわない生き方が出来なかったのだな、と思います。だから、もう自分以外の人間になるような生き方はしたくないし、出来ないんだなと、(未だにそれに抗おうとすることもあるのですが)受け入れました。そして自分の性質を本当に受け入れると、もう周囲が気にならなくなるのです。そうなったら内向型は静かなカリスマになれるんですね。

 

内向型でHSPの人は多いと言われています。そしてそういう人達と私は同じように感受性が鋭い人達でしょう。その感受性を大切にする生き方ができるように応援しています。



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