
大天使ガブリエルと聞くと、多くの方は処女聖マリアに受胎告知をした男性の大天使を思い浮かべると思います。Annunciation(受胎告知)は、数多くの宗教画に描かれてきました。
ですがガブリエルは本当は女性の大天使で、キリスト教が女性排除を強めていくなかで、次第に男性の姿で描かれるようになったのだ‥という考えがあります。
ガブリエルは母と子を守護する大天使であると言われ、確かにマリアに神の子の受胎を告げる天使が男性ではなく女性であることは、より自然なようにも感じます。
また、絵画のなかで描かれるガブリエルはゆったりとした白いローブを纏い、百合の花を手に持つ大天使です。
表情も穏やかで、もしガブリエルが実は女性だとしても不思議ではない顔立ちをしていることもよくあります。
実際のところ、天使は人間のような性別を持たず、彼らはエネルギー体として存在しています。
ですからミカエルのように非常にマスキュリン(男性的)なエネルギーを持つのであれば、男性のエネルギーで感じることが多いとは思いますが、ガブリエルはそこまで明確ではないのかも知れない…と私は思います。
ガブリエルのより女性的な側面と繋がり女性エネルギーとして感じる人もいるでしょうし、より男性的な側面と繋がり男性エネルギーとして感じる人もいるでしょう。
天使に性別はないので、どちらの性で感じるかも正解はない。これが究極の答えになるかと思います。
大天使ガブリエルに関しては私のウェブサイトに詳しい説明のページがありますので、そちらもシェアしておきます。下のリンクボタンから足を運んでくださいね!