まずは、自分が幸せになることから

少し前にスタンドFMで「家族」というものへの巨大な謎があったからスピリチュアルに興味を持った‥というお話をしたからなのか、

それともたまたまなのか、わかりませんが、最近親や家族に関することがテーマとなるセッションが相次いでいました。

人間の世界は無条件の愛の世界ではないから、世の中には自分の子供を愛さない親、酷い親も存在しますし、

親は自覚がなかったとしても愛の形が歪んでいて、子供もその愛に絡めとられ苦しむということも起こり得ます。

もし親があなたを傷つけたり苦しめたりしたのであれば、それは彼らが幸せではなかったから。

とてもシンプルな法則なのですが、人は、幸せであれば他者に愛情深く寛容に接することが出来ます。

ですから、もしあなたが自分の親や家族に深く傷つき苦しんでいるのであれば、まずは自分が幸せになることを最優先にすると良いと思います。

親も大人ですし個人です。彼らの人生は彼らの責任でもあり、子供が干渉する必要はありません。

家を出るのも良いですし、無関心になることを自分に許可して良いと私は思います。

そうやって自分の人生を幸せにすることに集中していくと、あなたは親を少し引いた目で見ることが出来るようになります。

あなたが幸せになることで、客観視が生まれ、親達の不幸や苦しみを理解できるようになるかも知れません。

そして「慈悲（思いやり）」という愛があなたのなかに生まれるかも知れません。

もしかしたらあなたの変容によって親との関係性が変わるかも知れませんが、親であっても他者は他者です。

彼らは変わらないかも知れないし、やはり理解しあえないかも知れません。そうであれば、

「もう怒っていないし、許している。でも私達は深く関わらないほうがいいと思うよ」

という選択もひとつかなと思います。

親との関係においては、どう接するかではなくあなたのなかで怒りや恨みではなく、愛や許しのほうが勝っているかが大切なのかなと私は考えています。