ネットフリックス『死後の世界を探究する』感想

最近Netflixで『死後の世界を探究する』というドキュメンタリー(全6話)を観ました。

 

2020年の作品なので既に観たことのある方もいらっしゃるかも知れません。臨死体験・霊媒・輪廻転生などを題材にしたドキュメンタリーです。

 

私が特に興味を持ったのは霊媒の回で、過去に来日し日本で本も出ているローラ・リン・ジャクソンの他、ネットで検索するとちゃんと名前が出てきて教鞭もとっている欧米の著名なミディアム達が多数登場します。

 

ミディアムを題材にしたドラマやドキュメンタリーはたくさんありますが、内容的にだいぶエンタメ化されているかな!? と感じるものも少なくありません。 

ですがこちらは結構真面目に作られている印象で、もし誇張等があったとしてもそれは番組として必要な範囲内で、大袈裟なやらせであったりとかはなさそうな感じがします。

 

観ているだけで勉強になる部分が結構ありました。

 

残念だったのは物理霊媒と呼ばれるミディアムシップにだいぶ時間が割かれている点です。

 

物理的霊媒とは霊の存在が物理的に感じられる現象のこと。エクトプラズムや叩音、物体浮遊、物質化などですが、今はこうした物理霊媒よりも心理的霊媒(サイキック能力を使って霊界の故人とつながり、メッセージを受け取る。メンタルミディアムシップとも言われます)が中心となっています。

 

他に深めのトランスミディアムシップも扱ったりしているので、このドキュメンタリーは全体的に少しオカルトっぽい雰囲気になってしまっているように思います。そこが残念です。ですが心理霊媒ばかりでは数回にかけて紹介するには盛り上がりに欠けるでしょうし、仕方ないのかも知れませんね。

 

ローラ・リン・ジャクソンさんの本『魂の呼び声に耳を澄ませて』はとても素敵な本で、お薦めです✨