死者の霊と話ができるヒロイン~映画「社会から虐げられた女たち」感想

先日Amazon Primeで『社会から虐げられた女たち』というフランス映画を観ました。

 

primeのページはこちら

 

日本でも知られている女優のメラニー・ロランがメガホンを撮った作品です。彼女もルー・ドゥ・ラージュ演じる主人公と関わることになる看護師の役で登場しています。

 

日本語タイトルから社会派の映画なのかな?と思ったら、なんと19世紀末に死者の霊と会話できる女性が父と弟によってサルペトリエール病院(実在する病院で当時は精神病院だった)に入れられてしまうという話でした。

 

映画のなかにはヴィクトル・ユゴーの「静観詩集」やアラン・カルデックの「霊の書」が出てきたりします。

 

他の女性とは少し違っていた…というだけで精神病院に入れられてしまったヒロインは、虐待同然の治療を受け心身が衰弱していきます。

 

そうしたなかでメラニー演じる看護師の一人と交流が生まれていくのです。

 

原題は『Le Bal des Folles』で、「狂女たちの舞踏会」という名前の原作が題材になっています。サルペトリエール病院に入院している女性達は年に一度貴族から招待される舞踏会を楽しみにしているのですが、実際は貴族から見世物として扱われているのです。

 

当時サルペトリエール病院の患者に催眠をかけて公開臨床をしていたシャルコー医師(実在の人物)が、大勢の医師の前で催眠をかけ痙攣をおこして倒れる女性患者を取り囲んで見ている様子も描かれます。こちらもまるで見世物であり、実験動物のような扱いです。

 

個人的になぜこういう題材でメラニーが映画を撮ったのか、とても気になりました。女性の尊厳が軽んじられること、社会で厄介者扱いされることや弱者、虐げられた女性達を描くのであれば、テーマに出来るものはいろいろあるはず。

 

きっと何か響くものがあったからだと思うし、もしかしたら彼女は少しスピリチュアルなところがあるのかしら!? と思ったのですが(少なくとも一般的なフランス人よりは理解がある)、インタビューを探してみたけれどみつかりませんでした。

 

観ている間じゅうずっとハッピー!みたいな映画では決してないけれど、変にオカルト風にもしていないきちんとした映画なので、興味をお持ちの方は是非観てみてください。



遠隔スピリチュアルヒーリング(無料)を送ります

スピリチュアルヒーリングとは霊界のヒーラー達と共同して行うヒーリングです。地上のヒーラーは彼らの媒介として存在します。

ヒーリングを送るのは私Keikoとパリ在住Yokoからになります。私達が共同でワークする時は「ミミとヤナ」という名前を使用しています。

スピリチュアルヒーリングについての詳細は→こちら

ミミ&ヤナの経緯について知りたい方は→こちらをどうぞ

1回のお申込みにつき1回、ヒーリングを送らせていただきます。2回目以降を希望される場合は再度お送りください。

いつ頃、どのくらいの時間ヒーリングが送られるかなどの正確な情報をお知らせすることは出来ませんので、予めご了承くださいませ。また半年間はヒーリングリストにお名前を記載し、リストからヒーリングを送らせていただきます。