風の時代はクレアコグニザンスの時代

多くの人はサイキック能力というと、クレアボヤンス（霊視）とクレアオーディエンス（霊聴）、それからクレアセンシェンス（霊感）をイメージされる方が多いと思います。

視えるとか聴こえるとか感じる。ですね。

しかし今の時代、「風の時代」とも言われますが、この風の時代に一番フィットしているサイキック能力は実はクレアコグニザンス（霊知）ではないか…と最近感じているのです。

クレアコグニザンスは日本語だと霊知。「わかった」という状態を表します。ピーンとくる直感よりもっと強い、「答えがわかっている」という状態です。別名クレアノウイングとも呼ばれます。

初対面の人の情報が会った瞬間にわかる。

地図がなくてもどう行けば目的地に着けるか、なんとなく内なる確信でわかってしまう。そしてその確信に従って進んで行くと、たどり着けてしまう。

こういう体験が多い人は、クレアコグニザンスが強い人と言えます。

そもそも全てのクレアは価値あるもので、どれが良い悪いもないですし、サイキックやミディアムはいくつかのクレアを複合的に使っているものです。クレアコグニザンスだけでなく多様なクレアを使ってリーディングやチャネリングを行います。

しかし私達は時代の影響というものも否応なく受けています。

風の時代は一言でいえばスピードの時代、マインド重視の時代です。

いろんな情報や刺激が多すぎて、一つのことに長くフォーカスしていられない時代です。

心理学においてはユングではなくアドラーの時代になったと言えます。

それが良いか悪いかは別として、世の中全体がそうなっており、早く答えにたどり着きたい、どれが正解なの？どれが役に立つの？早く教えて欲しい・・。じっくり考えるとか向き合うということがあまり出来ない時代になっています。

クレアボヤンスはビジョンの解釈をしなければいけないので、答えを知るのにワンバウンド必要になります。ですから速さは今ひとつとなります。

例えばクライアントによく似た女性の顔が二人見えてきて「姉妹かしら？」と思うよりも、クレアコグニザンスで「お姉さんが二人いますね」とわかったほうが早いわけです。

こうしたことから、風の時代に求められるスピード感と一番フィットするサイキック能力は、今まで少しマイナーなイメージだったクレアコグニザンスかも知れない…と最近は考えたりします。

目的意識をしっかり持って生きることが、クレアコグニザンスを強める秘訣ではないかと思います✨