お香ってなかなかコレ!というものが無いなぁと思っていたのですが、たまたまハンズで松栄堂のXiang Do(シァンドゥ)というシリーズが販売されているのを目にし、試しに購入してからとても気に入っています。
松栄堂は京都のお香の老舗ですが、個人的に思い出深く、もう20年近く前に東京にあるロンドン・スクール・オブ・アロマテラピー・ジャパンでサトルアロマテラピーとレイキの3日間のコースを受講した時に、校長のバーグ先生が当時松栄堂から出ていた“シバの女王を夢見て”というフランキンセンスのお香を焚いてくれたのです。
香りが大好きでアロマテラピーの世界に入ったというバーグ先生お気に入りのお香ということで、彼女の素敵なパーソナリティも相まってより特別なものに感じられました。福岡に帰ってから取り寄せ、香を焚きながら楽しかった3日間の思い出に浸ったのでした(ちなみにディプティックのミルラのルームスプレーもその時に知り、当時からだいぶ高かったですが記念として東京で買って帰りました)。
そんな過去の記憶から松栄堂なら期待を裏切らないだろうとロータスとホワイトセージのお香を購入してみたのですが、まず香りがいい。スティックで嗅いだ時と火をつけた時で香りが変わるものもありますが、ホワイトセージなど本当にホワイトセージの香りがしますし、ロータスの香りも人工的なわざとらしい感じがなく、爽やかさと気品があります。ロータスはミディアムシップの後で霊界から女性のコミュニケーターさんがお見えになった時に感謝の気持ちとして焚くことが多いです。何より気に入ったのは焚いた後に煙っぽい香りが残るようなことが無く、くっきりと香ってすっきりと終わること。
お値段的には20本で880円なので決してお安くはないのかなと思いますが、一日に何本も焚くようなものでもないし、仏具としてのお線香とは違う良いお香を探している方には一度試してみて欲しいシリーズです(※香りの好みは個人差が激しいですので気に入らなかったらごめんなさい🙇♀️)。