ミディアムシップと天使

イギリスの著名なサイキック、ミディアムであるトニー・ストックウェルの『Walking with Angels』を読みました。

 

トニーのサイキックミディアムとしての実力は相当なもので、TVでも彼のデモンストレーション(公開霊界通信)は『The Best of British Mediumship』『The Three Mediums』などで放映されていますし、並外れたサイキック能力を用いて未解決事件に取り組む『The Psychic Detective』というTV番組も持っていた人です。

 

Youtubeでも彼のデモンストレーションや『The Psychic Detective』は観ることが出来ます。

 

何冊か本やCDも出していて、『Walking with Angels』はその一冊です👼

 

読む前は可愛らしい装丁から一般層向けの内容なのかなと思っていましたが、読んでみると彼のミディアムとしての能力が高すぎて内容のレベルが上がってしまっている感じがします。

 

勿論、不思議な読み物としても十分楽しめる内容です。かなり面白いです。

 

彼が天使と出会った体験、また彼が考える天使とはどういう存在なのかもこの本には書かれているのですが、私が考えていたものと通ずるところがあり、とても嬉しくなりました。

 

そしてもしかしたら、天使達は私達の死後もなお天国で私達のために働いてくれているのかも知れない‥。

 

そう思わせるような内容もあり、それは私をとてもわくわくさせるものでした。

 

この本を読んでいると、昔ドリーン・バーチューの『エンジェルメディスンヒーリング』や『女神の魔法』を読んだ時の感覚が戻ってくるのですが、良くも悪くもエンタメ的な要素があるニューエイジと違い、トニーはスピリチュアリズムの証拠主義が基本にあるイギリスでミディアムとして活動している方。

 

イギリスのミディアムが天使や妖精、過去生、スタービーイングなどをどのくらい受け入れるかは個人差があるように感じますが、トニーは子供の頃から亡くなった人を感じるように天使も感じており、過去生があることも確信しているのです。

 

「霊界やスピリットは信じることができても神や天使は信じられないという人がいるが、僕にとってはずっと感じているものなので驚いてしまう」と書いていることに何かホッとする気持ちになりました。彼の他の著書『Spirited』も読んでみようと思います。

 

あらためて、天使と私達人間の魂は強く結びついていると思います。

彼らは優しく、普遍的な最も大切なものを教えてくれる存在です。

最初にコネクションを築く霊的存在としても、最適であると感じています。

 

天使とのつながりの向こうにある精神世界は、決して忘れてはいけない大事な基盤がしっかりと作られているのです。ですからミディアムとしてもぶれない、愛ある活動ができると思います。

 

Walking with Angelsしてきた道で良かったのだなぁ…と嬉しく思いました。